EnMS コミュニケーション・ガイドライン

文書表題:                    EnMS コミュニケーション・ガイドライン
特長: 本文書(A4サイズ29ページ)は、エネルギー・パフォーマンス改善のコミュニケーションを含めて、EnMS運用の活性化に向けた、コミュニケーション手法および手順を定めています。本文書の目的は、コミュニケーションの適用範囲を定め、EnMS運用におけるコミュニケーションについての要件を紹介し説明しています。そして、内部・外部に向けたコミュニケーション手法を定め、コミュニケーションを促進する立場の担当者の役割と責任について記述しています。最終章では、各コミュニケーション手法において、手順の概要を定めています。
機能: 「EnMS コミュニケーション・ガイドライン」は、ISO 50001第4章「エネルギーマネジメントシステム要求事項」4.5項「実施と運用」にある要求項目4.5.3項「コミュニケーション」に準じて作成された管理文書です。また、エネルギー・パフォーマンスのコミュニケーションを支えるモニタリング活動「見える化」は、4.6.1項「監視、測定及び分析」/4.4.4項「エネルギーベースライン」/4.4.5項「エネルギー・パフォーマンス指標(EnPI)」でカバーしており、エネルギー・パフォーマンス改善へ、コミュニケーションと「見える化」は切っても切れない縁で結ばれています。
具体的に4.5.3項は以下のように要求しています:
- 組織は、組織の規模に応じ、エネルギー・パフォーマンスとEnMSに関しての内部のコミ   ュニケーションを行わなければならない。
- 組織は、契約社員およびパート社員を含む全従業員がEnMS運用について、意見や   改善提案を伝達できる手順を確立し、実施しなければならない。
- 組織は、そのEnMSやエネルギー・パフォーマンスについて外部とコミュニケーションをと   るかどうかについて決定し、その決定を記録しなければならない。もし外部とのコミュニ   ケーションを取る決定の場合、組織は、そのコミュニケーション計画を確立し実施しなけ   ればならない。
本文書では、組織はEnMS運用において、外部とコミュニケーションを積極的にとる立場をとっています。
利点: 本文書はEnMS 運用を促進する上で、たくさんのアイディアを提供しています。よき戦略に則ったコミュニケーションは内部的には組織の人間の動機を盛り上げ、外部的には企業の信用度を向上し、持続的事業展開の優位性を外部に開示する効果があります。本文書の内容に接していただくと、EnMS運用において、コミュニケーションがいかに強力で事業の展開に貢献するかをご理解いただけると思います。
ドキュメント価格: ワードファイル形式
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